こころの科学(2007年 1月号)131号 特別企画 双極性障害 (読書メモその1)

こころの科学 131 双極性障害

p.36 「躁うつ病のエソロジー ―――進化学的観点から―――」

躁うつ気質は、肥満型(クレッチマー)。
肥満で、氷河期の寒冷ストレスに適応した?
寒冷ストレスは、甲状腺ホルモンに影響。
気分障害は、甲状腺ホルモンの異常が多い。

肥満は、βノルアドレナリン受容体と深く係わっている。
ノルアドレナリンは、モノアミン仮説の中心的な物質。

氷河期の短い夏には、不眠不休で食料を集めるなど躁病的。
氷河期の長く寒い冬には、冬眠という戦略がある。冬季うつ病(非定型うつ病の一種)。
非定型うつは、過眠・過食。

「戦闘とひきこもり」という戦略。

参考文献:

病気はなぜ、あるのか―進化医学による新しい理解

病気はなぜ、あるのか―進化医学による新しい理解